こんにちは。3年で1000万円貯めた夫婦、あおはるです。
毎月かかる保育料。少しでも安くできたら家計的には助かるよね。

毎月かかる固定費を削減するのが家計改善で一番大事!
今回は節税しながら保育料を安くできる一石二鳥な方法を紹介していくね。
保育料は両親の住民税で決まる
安くする方法を知るために、最初に保育料がどう決まっているか確認しておこう。
保育料はパパとママの住民税で決まっているよ。

つまり、保育料を下げるには住民税を下げる必要がある!住民税が決まる仕組みを確認しよう
住民税はどう決まる?
住民税は、前年の収入から所得控除を引いた残りのお金に、税率をかけて計算されるよ。

保育料は住民税のうち「市町村民税所得割(特別区民税所得割)」から計算される。

自分の住民税はいくら?と気になるよね。住民税は「住民税決定通知書」という書類が6月頃に勤務先からもらえて、そこで確認できるよ。
共働きの家庭だと、パパとママそれぞれの所得割を足して保育料が計算されるよ。
ってことは、所得控除を上手に使うと、税金がかかるお金が少なくできる。そうすると、住民税の所得割も少なくなる。これで保育料を安くできるよ。

ただ、保育料の金額とか計算の仕方は、住んでいる自治体によって結構違う。同じくらいの所得割の金額でも、住んでいる自治体によって保育料が違うなんてこともあるよ。

自分が住んでいる自治体の保育料に関する情報を調べてみよう。「〇〇市 保育料」で検索すると、自治体のホームページが見つかるはず
保育料を安くする具体的な方法
ここからは節税しつつ、保育料を安くできる方法を紹介していくね。
配偶者控除・配偶者特別控除・扶養控除
配偶者の所得が一定の金額よりも少ない場合に使える控除。例えば、パパやママが産休や育休で収入が減った年とかは、この控除が使えるかもしれないよ。
配偶者の年間の所得が48万円以下なら配偶者控除、48万円超~133万円以下なら配偶者特別控除が受けられる!
16歳以上の子どもがいる家族は利用できる「扶養控除」もあるよ。
会社員の人は年末調整で申請することになるから、記入し忘れないようにしよう!
医療費控除
1年間(1月1日〜12月31日)の医療費の合計が10万円を超える場合(所得が200万円未満の人は、所得の5%を超えた場合)は、確定申告をすると医療費控除が受けられるんだ。
赤ちゃんが生まれた年は医療費がたくさんかかるから、対象になる可能性が高いよ。

わが家も1人目、2人目が生まれたときは対象になった!本人だけじゃなくて一緒に住んでる家族の医療費も含まれるよ
病院での治療費だけじゃなくて、薬局で買った薬の代金も対象になることがあるんだ。
以下が対象になる治療費の例だよ。
- レーシック
- 歯の治療
- 歯列矯正(治療目的)
- 妊娠後の検診や検査、通院費
- 不妊治療
ただし、対象外のものもあるから注意してね(参照:国税庁HP)。
医療費控除の申請には確定申告が必要だから、領収書はちゃんと保管しておいて確定申告をしよう。
生命保険料控除
生命保険会社に保険料を払っている場合は、生命保険料控除が使えるよ。
生命保険料控除は生命保険料や介護保険料、個人年金保険料を支払っていた場合に一定の金額の所得控除が受けられる制度だよ。
年末調整の時に書類に記入して、保険会社から送られてくる証明書を会社に提出しよう。
地震保険料も「地震保険料控除」の対象になるから、記入を忘れないようにしよう。
iDeCo(小規模企業共済等掛金控除)
個人的にはこれが一番大事!
iDeCo(個人型確定拠出年金)は老後資金を自分で用意するための国の制度。
iDeCoに入って掛け金を払っている場合、その払ったお金の全額が所得控除の対象になる。
将来のためのお金が貯められるだけじゃなくて、今の税金を安くする効果もあるからお得だよ。
掛け金が所得控除になるから、所得税や住民税が安くなって、結果的に保育料が下げられる可能性がある。
ただ、iDeCoで積み立てたお金は、原則60歳になるまで引き出すことはできないから、無理のない範囲で始めることが大切だよ。

まず始められることから始めよう!ちなみに住民税といえば「ふるさと納税」だけど、保育料を下げる効果はないよ!
いつから効果がある?保育料が決まるタイミング
保育料は毎年4〜8月までの分と、9〜3月までの分で計算の元になる住民税が違うよ。
基本的に4〜8月までの保育料は前年の住民税、9〜3月までの保育料はその年の住民税を元に計算される。

つまり、4月から8月までの保育料は前々年の収入、9〜3月までの保育料は前年の収入から決まる!
だから、今年iDeCoを始めたとしても、すぐに来月から保育料が安くなるっていうわけじゃないから注意して!
所得控除を使って保育料を安くしよう
保育料を少しでも安くするためには、所得控除をうまく活用して住民税の所得割を減らすことが大事!
配偶者控除、医療費控除、生命保険料控除、iDeCo、社会保険料控除など、自分に使える控除がないか、もう一度確認してみてね。
今回の話が、少しでも家計の助けになって、お子さんとの笑顔の時間を増やせるきっかけになったら、すごく嬉しい。
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